Microsoft Windows XP

Microsoft® Windows® XP Service Pack 2
のインストールと展開ガイド
(SPDeploy.htm)

このガイドについて

このガイドの構成

このガイドでの表記規則

Service Pack 2 の展開前の確認事項

Microsoft Windows XP Tablet PC Edition または Microsoft Windows XP Media Center Edition を更新する

展開の計画前に確認する資料

Service Pack 2 の内容

Service Pack 2 CD の内容

Web 上の Service Pack 2 のファイルとプログラムを入手する

Web ベースのインストール オプション

展開を計画する

スタンドアロン インストールまたは適用済みインストールのいずれかを選択する

展開ツールと展開ファイルの概要

必要な空き領域を確認する

XPsp2.exe と Update.exe のコマンド ライン オプション

既存のコンピューティング環境への展開をテストする

Service Pack 2 をインストールする

スタンドアロン インストール

適用済みインストール

Service Pack 2 のインストール後の作業

コンピュータに新しいデバイスまたはソフトウェアを追加する

グループ ポリシーを使用して [更新をインストールしてシャットダウン] 機能を構成する

Service Pack 2 を削除する

詳細情報

著作権



このガイドについて

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このガイドでは、Microsoft® Windows® XP Service Pack 2 (SP2) をインストールする管理者、およびその他の詳しい知識のあるユーザーのための情報を提供しています。

このガイドには、小規模なオフィス環境、またはエンタープライズ環境にある複数のコンピュータに Service Pack をインストールするための手順および推奨事項が記載されています。また、Service Pack を単独で、または Microsoft Windows XP Home Edition や Microsoft Windows XP Professional と統合してインストールするための主なシナリオを中心に解説します。このガイドで説明する方法を使用する代わりに、SP2 適用済み Windows XP を購入してインストールすることもできます。

このガイドでは、これ以降、特に明記していない限り、Windows XP Home Edition と Windows XP Professional の両方を含めて Windows XP と呼んでいます。

このガイドの構成

このガイドは、次の主要項目に分かれています。

このガイドでの表記規則

次の表は、このガイド全体で使用されている用語の定義を示しています。

用語 定義
適用済み オペレーティング システムと Service Pack をまとめて一緒にインストールするインストール。
スタンドアロン 他のソフトウェアと適用済みになっていない Service Pack で、対象のオペレーティング システムの更新に使用できるもの。
<システムドライブ> オペレーティング システムがインストールされるドライブ。ほとんどのコンピュータでは、<システムドライブ> は C:\ です。
<システム ルート ディレクトリ> コンピュータのハード ディスクにインストールした Windows の "ルート" ディレクトリ。Windows XP が実行されているほとんどのコンピュータでは、<システム ルート ディレクトリ> は C:\WINDOWS です。他のバージョンの Windows を Windows XP にアップグレードしたコンピュータでは、<システム ルート ディレクトリ> が C:\WINNT になっている場合があります。
更新 (プログラム) 名詞 : 特定の問題に対し、広範にわたってリリースされる修正プログラム。

動詞 : システムやデータ ファイルを最新にすること。

アップグレード 名詞 : インストールされているバージョンの製品を同じ製品の新しいバージョンに置き換えるソフトウェア パッケージ。一般に、アップグレード プロセスでは、既存のソフトウェアは新しいバージョンに置き換えられますが、ユーザー データや基本設定はそのまま保持されます。

動詞 : ある製品を新しいバージョン、通常はより強力なまたは洗練されたバージョンに変更すること。

定義の詳細については、Microsoft Security の Web サイトのMicrosoft のセキュリティとプライバシーに関する用語集のページを参照してください。



Service Pack 2 の展開前の確認事項

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このガイドは、基本的なオペレーティング システムの情報についても一部で説明していますが、Windows XP および Service Pack のインストール作業に関する知識があることを前提としています。公式なトレーニングまたは Windows のドキュメントに置き換わるものではなく、それらと併用することを目的としています。

ここで紹介していない追加資料の一覧については、後の「詳細情報」を参照してください。

Microsoft Windows XP Tablet PC Edition または Microsoft Windows XP Media Center Edition を更新する

Microsoft Windows XP Tablet PC Edition または Microsoft Windows XP Media Center Edition を SP2 に更新する方法については、Windows XP Service Pack 2 の Web サイトの、Service Pack 2 のインストール前の確認事項についてのページを参照してください。

Windows XP Tablet PC Edition に適用済みバージョンの SP2 を展開する方法については、Microsoft TechNet Web サイトの Windows XP Tablet PC Edition 2005 の単一イメージ展開のガイド (英語情報) を参照してください。

以前はすべてを "修正プログラム" と呼んでいた更新プログラム、重要な更新プログラム、およびセキュリティ更新プログラムと組み合わせて Service Pack をインストールする方法については、『Microsoft Windows XP Service Pack 2 用更新プログラムのインストールと展開ガイド』 (HFDeploy.htm) を参照してください。

展開の計画前に確認する資料

ここに記載されている Web サイトやその他の資料には、SP2 を効率的に展開できるよう計画を立てるために役立つ情報が含まれています。

IT プロフェッショナルのための Windows XP Service Pack 2 リソース

Service Pack を展開する前に、Microsoft TechNet Web サイトの、IT プロフェッショナルのための Windows XP Service Pack 2 リソースのページを参照してください。

このリソースには、次の情報へのリンクが含まれています。

新機能とセキュリティに関する変更点

SP2 に含まれる新機能に関する重要な情報については、次のトピックを参照してください。

Service Pack 2 に含まれる更新プログラム

次の資料では、SP2 に含まれるセキュリティ更新プログラムおよびその他の更新プログラムについての情報を提供しています。

SP2 リリース ノート

SP2 で発生する可能性がある問題については、マイクロソフト サポート技術情報記事 835935 の、Windows XP Service Pack 2 のリリース ノートを参照してください。

Microsoft Windows XP Service Pack 2 の Web サイト

Microsoft Windows XP Service Pack 2 の Web サイトには、SP2 をインストールする前に確認する必要がある情報へのリンクが含まれています。これには、次のようなものがあります。



Service Pack 2 の内容

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ここでは、Service Pack 2 CD に収録されているファイルやプログラムについて説明します。SP2 の Web サイトから、これらのファイルやプログラムを入手する方法についても解説します。

Service Pack 2 CD の内容

Service Pack 2 CD には、次のファイルが含まれています。

Service Pack 2 CD には、詳しい知識のあるユーザーおよびシステム管理者を対象とした次のドキュメントとツールも含まれています。

Web 上の Service Pack 2 のファイルとプログラムを入手する

Service Pack 2 CD に含まれるすべてのファイルとプログラムは、次の SP2 Web サイトからも入手できます。

Web ベースのインストール オプション

Windows XP SP2 の Web サイトからのインストール方法には、次の 2 種類があります。高速インストールとネットワーク インストールです。これら 2 種類のインストール方法は少し異なりますが、まったく同じソフトウェアが提供されます。



展開を計画する

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Service Pack を適切に展開するには、「Service Pack 2 の展開前の確認事項」の情報を確認してください。

この情報を確認した後、次の一連の計画作業を実行します。

展開の計画作業と計画方法の詳細については、Windows リソースキットの Web サイトで紹介している『Microsoft Windows XP Professional リソースキット』を参照してください。このガイドは、Windows XP と Service Pack の展開を設計、計画、および実施するのに役立つ重要なツールです。展開計画をどのように作成し、試験的なプロジェクトをどのように実行するかなど、初期の段階で役立つ情報を取り扱っています。

スタンドアロン インストールまたは適用済みインストールのいずれかを選択する

組織に Service Pack を展開する前に、次のインストール方法のどちらを実行するかを選択しなければなりません。スタンドアロン インストールまたは適用済みインストールです。

それには、まず、スタンドアロン インストールおよび適用済みインストールでサポートされている更新パスおよびアップグレード パスについて検討します。これらは、現在の環境のコンピュータで既に Windows XP が実行されているかどうかによって決まります。

スタンドアロン インストールの概要

スタンドアロン インストールは、既に Windows XP が実行されているコンピュータに Service Pack をインストールする場合の標準的な方法です。以前に Microsoft Windows NT 4.0 または Microsoft Windows 2000 をインストールしたことがあるユーザーには、なじみのある方法です。

Service Pack のインストールを開始するには、Microsoft Windows XP Service Pack 2 の Web サイトから高速インストールにリンクするか、コマンド ライン オプションを使用して XPsp2.exe の内容を展開した後に Update.exe を実行します。

SP2 のスタンドアロン インストールを実行できる Windows のバージョンを判別するには、Service Pack 2 のインストール前の確認事項についてのページにアクセスして、Windows XP を Service Pack 2 に更新するボタンをクリックしてください。

Svcpack.log ファイルの作成

スタンドアロン インストールを実行すると、Update.exe プログラムにより、<システム ルート ディレクトリ> に Svcpack.log という名前のログ ファイルが作成されます。このログ ファイルには、次の情報が記録されています。

詳細については、「スタンドアロン インストール」を参照してください。

適用済みインストールの概要

適用済みインストールを実行すると、オペレーティング システムと Service Pack が同時にインストールされます。そのため、オペレーティング システムと Service Pack を個別にインストールする必要はありません。

適用済みインストールを実行するには、まず /integrate オプションを使用して、共有配布用フォルダで Windows XP を SP2 で更新します。この後、Windows XP のセットアップを実行します。

以前のバージョンの Windows を、SP2 適用済み Windows XP にアップグレードするためのパスは、Windows XP にアップグレードするときに使用するパスと同じです。

Spslpsrm.log ファイルの作成

Update.exe プログラムにより、適用済みインストール用に Spslpsrm.log という名前のログ ファイルが作成されます。このログ ファイルは <システム ルート ディレクトリ> に作成され、次の情報が記録されています。

詳細については、「適用済みインストール」を参照してください。

組み合わせインストール

組み合わせインストールでは、Service Pack を他のさまざまなコンポーネントと共にインストールします。

これを実行するには、適用済みインストールと Windows XP の更新プログラムを組み合わせたインストールを作成します。このインストール方法の詳細については、『Microsoft Windows XP Service Pack 2 用更新プログラムのインストールと展開ガイド』 (HFDeploy.htm) を参照してください。

展開ツールと展開ファイルの概要

インストール方法を選択したら、後の「Service Pack 2 をインストールする」で、該当するシナリオを参照してください。展開に必要となるツールとファイルを確認するのに役立ちます。

個々の展開に応じて、次の展開ツールと展開ファイルが 1 つまたは複数必要になります。

個々の展開ツールおよびファイルの詳細については、次の資料を参照してください。

必要な空き領域を確認する

SP2 適用済みオペレーティング システムに必要なディスクの空き領域は、Windows XP Home Edition または Windows XP Professional のどちらをインストールするかによって異なります。Windows XP の特定のバージョンで SP2 をインストールするために必要な空き領域の詳細については、Windows XP Service Pack 2 で必要なハード ディスク空き領域についてのマイクロソフト サポート技術情報記事 837783 を参照してください。

XPsp2.exe と Update.exe のコマンド ライン オプション

Service Pack を展開するには、XPsp2.exe プログラムを実行して Service Pack の内容を展開します。この後、Update.exe プログラムが自動的に実行されて Service Pack がインストールされます。

また、XPsp2.exe に含まれるすべてのファイルを展開することもできます。これらのファイルは、Service Pack 2 CD、および Microsoft TechNet Web サイトの、IT プロフェッショナルのための Windows XP Service Pack 2 リソースのページから入手できます。

ファイルを展開したら、コマンド ライン オプションを使用してインストール方法を指定します。

たとえば、共有ネットワーク フォルダにすべてのファイルを展開し、Update.exe を使用して個々のコンピュータを更新します。

コマンド ライン オプションを指定せずに XPsp2.exe を実行した場合は、すべての SP2 ファイルが既定のインストール先であるローカル コンピュータにインストールされます。

次の表では、Update.exe と XPsp2.exe の両方のプログラムに使用できるコマンド ライン オプションについて説明しています。XPsp2.exe からファイルを展開する際に、使用するオプションをコマンドと共に入力します。


コマンド ライン オプション 説明
/U または /passive 既定のオプションが使用され、ユーザーによる操作を必要としません。このオプションを使用すると、インストール プロセスで重大なエラー プロンプトのみが画面に表示されます。
/F シャットダウン時に、他のアプリケーションを強制終了します。
/NService Pack の削除に使用するバックアップ ファイルを作成しません。
/Oプロンプトを表示せずに OEM ファイルを上書きします。
/Z インストールの完了後にコンピュータを再起動しません。
/forcerestart インストールの完了後にコンピュータを再起動します。
/norestart インストールの完了時にコンピュータを再起動しないよう指定します。
/Q または /quiet 自動モードを使用します。無人モードと同じですが、ユーザー インターフェイスが表示されません。このオプションを使用すると、インストール プロセスでプロンプトが何も画面に表示されません。
/L インストールされている Windows の更新プログラム、重要な更新プログラム、セキュリティ更新プログラムが一覧表示されます。
/integrate:<パス> 適用済みインストール用の共有配布フォルダ内で、オペレーティング システムと Service Pack を統合します。
/uninstall パッケージをアンインストールします。
/help/? と同じ情報を表示します。
/d:<パス> Service Pack の削除に使用するバックアップ ファイルを指定したフォルダ内に作成します。
/n Service Pack のアンインストールに使用するバックアップ ファイルを作成しません。

これらのオプションは、Update.exe に渡され、インストール プロセスの詳細を指定するもので、ファイルの展開方法には影響しません。

表に記載されているオプションにはスラッシュ (/) が含まれていますが、スラッシュまたはハイフン (-) の両方を使用可能で、どちらの文字を使用してもこれらのオプションは同じように機能します。

コマンド ライン オプションを表示するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

XPsp2.exe /?

これらのオプションの詳細については、Windows ソフトウェア更新プログラム パッケージのコマンド ライン スイッチについてのマイクロソフト サポート技術情報記事 262841 を参照してください。

コマンド ライン オプションの使用

これらのオプションを使用すると、Service Pack を次のようにインストールできます。

現在コンピュータにインストールされている更新プログラム、重要な更新プログラム、セキュリティ更新プログラム、Service Pack を表示するには、次のように入力します。

Qfecheck.exe

Qfecheck.exe は、ネットワーク管理者がインストールされた更新プログラム、修正プログラム、およびセキュリティ更新プログラムをログ ファイルに記録するのに使用できるコマンド ライン ツールです。/L を使用するだけで、この情報が画面に表示されます。

Qfecheck.exe プログラムの詳細については、次のマイクロソフト サポート技術情報の記事を参照してください。


XPsp2.exe 専用のコマンド ライン オプション

次の表は、XPsp2.exe プログラムのみでサポートされるコマンド ライン オプションの一覧です。

コマンド ライン オプション 説明
/X Update.exe を起動せずに Service Pack ファイルを展開します。

ユーザーは、XPsp2.exe の展開先フォルダのパスを入力するよう求められます。

XPsp2.exe / X:<パス> プロンプトを表示したり、Update.exe を起動したりすることなく、<パス> のフォルダに Service Pack のファイルを展開します。

既存のコンピューティング環境への展開をテストする

Microsoft では SP2 について入念な検証を行っていますが、すべてのハードウェア構成やアプリケーションを、SP2 をインストールする可能性のあるあらゆる環境でテストすることは不可能です。

したがって、すべてのユーザーに Service Pack を展開する前に、ご使用のコンピューティング環境で Service Pack のテストをすることをお勧めします。

Service Pack をテストする場合は、次のような手順が考えられますが、現在の環境によっては、さらに多くの手順が必要な場合もあります。

現在の環境で Service Pack をテストするには

  1. テスト環境には、Service Pack を展開する代表的なタイプのコンピュータを選択します。テストに使用するコンピュータに、組織で使用する典型的なソフトウェアとハードウェア デバイスが組み込まれていることを確認してください。
  2. Service Pack を使用する予定の環境でインストールするのと同じように、各テスト コンピュータに Service Pack をインストールします。
  3. 次の各作業を実行してください。

  4. ソフトウェアとハードウェアが、さまざまなシナリオにおいて継続的に正しく動作することを確認します。

Windows XP Home Edition または Windows XP Professional を社内全体または作業グループで初めてインストールする場合は、パイロット グループをセットアップすると、展開のテストをして現在の環境で期待どおりに機能するかどうかを検証するのに役立ちます。

ご使用のコンピューティング環境での Windows XP の計画、テスト、および展開の詳細については、Microsoft Windows リソースキットのページで展開に関する情報を参照してください。

Service Pack デバッグ シンボル

Service Pack デバッグ シンボル ファイルは、Windows XP システムの問題を診断するシステム管理者およびその他のユーザーにお勧めします。コンピュータを適切に動作させるためにこれらのデバッグ シンボルをインストールする必要はありません。

これらのデバッグ シンボルは、Service Pack 2 CD の \support\symbols フォルダにあります (symbols.exe)。インストール プロセスで、Service Pack デバッグ シンボル ファイルが、シンボル インストール フォルダ内にある前バージョンのデバッグ シンボル ファイルに上書きされます。

この他、次のリソースからも情報を入手してシンボルをダウンロードできます。



Service Pack 2 をインストールする

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ここでは、SP2 のインストール方法について説明します。

既に Windows XP が実行されているコンピュータ上で SP2 のスタンドアロン インストールを実行することも、SP2 適用済み Windows XP のインストールを実行することもできます。

どちらのインストール方法でも、管理ログオンの資格証明が必要になります。Service Pack を任意のコンピュータ、またはネットワーク経由でインストールするには、管理者としてログオンする必要があります。

スタンドアロン インストール

スタンドアロン インストールでは、Windows XP が既に実行されているコンピュータに Service Pack がインストールされます。Update.exe プログラムを実行すると、更新されたシステム ファイルがインストールされ、必要なレジストリの変更が行われます。コンピュータを再起動すると、インストールが完了し、オペレーティング システムが更新されたファイル セットで実行されます。

ここでは、4 種類のシナリオにおける、Service Pack のインストール手順について説明します。

重要

Service Pack は、CD-ROM、ネットワーク上の共有フォルダ、Web からのダウンロードなど、さまざまなメディアで配布できます。このガイドは企業のシステム管理者を対象としているため、読者にとって最も一般的な配布メディアであるネットワーク上の共有配布用フォルダの使用を中心に解説します。

シナリオ 1 : コンピュータでローカルの Service Pack のソース ファイルが使用されるように Service Pack をインストールする (推奨)

この方法では、ネットワーク上に共有配布用フォルダをセットアップできます。これにより、ユーザーが中央からコンピュータを更新し、ローカルにシステム バックアップ ファイルを格納することができます。

この種類のインストールは、XPsp2.exe プログラムを起動し、使用するオプションを設定することで実行できます。また、ログオン スクリプトを作成して、ユーザーが次にコンピュータを使用するときに SP2 に更新できるようにすることもできます。

コンピュータでローカルの Service Pack のソース ファイルが使用されるように Service Pack をインストールするには

  1. SP2 に更新する各コンピュータで、ファイルをバックアップして、開いているプログラムをすべて閉じてから操作を続けます。ただし、インストール中にプログラムを強制的に閉じる場合は、ここでプログラムを閉じる必要はありません。
  2. 配布用フォルダを作成するネットワークまたはコンピュータに接続します。
  3. ネットワーク上の共有フォルダに Service Pack の配布用フォルダを作成します。

    たとえば、XPSP2 という名前の配布用フォルダを作成するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

    mkdir <ドライブ>:\XPSP2

  4. 手順 3. で作成した配布用フォルダに XPsp2.exe をコピーします。
  5. ネットワークまたはインターネットに接続していない場合、SP2 のインストールの所要時間を短縮するには、ウイルス対策ソフトウェアを無効にするよう選択します。通常は、画面の右下隅に表示されるウイルス対策ソフトウェアのアイコンを右クリックして、無効にするオプションをクリックします。
  6. 重要

  7. XPSP2 などの名前の配布用フォルダから Service Pack をインストールするには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

    <ドライブ>:\XPSP2\XPsp2.exe

  8. 必要に応じてコマンド ライン オプションを指定することができます。

    たとえば、Service Pack のインストールが開始されるときにプログラムを強制的に閉じるには、インストール コマンドに /F オプションを追加します。

    コマンド ライン オプションの詳細については、前の「XPsp2.exe と Update.exe のコマンド ライン オプション」を参照してください。

    ファイルの検証や展開が行われている間、インストールの進行状況が表示されます。このプロセスが完了すると、SP2 セットアップ ウィザードが表示されます。セットアップ ウィザードの指示に従ってください。

  9. インストールが完了すると、コンピュータを今すぐ再起動するか後で再起動するかを選択するためのオプションがセットアップ ウィザードに表示されます。インストールが完了したら、直ちにコンピュータを再起動することをお勧めします。
  10. 更新プログラム、重要な更新プログラム、およびセキュリティ更新プログラムをインストールする場合は、『Microsoft Windows XP Service Pack 2 用更新プログラムのインストールと展開ガイド』 (HFDeploy.htm) を参照してください。

  11. ウイルス対策ソフトウェアを無効にした場合は、コンピュータの再起動後に再び有効にするのを忘れないでください。
  12. 重要

シナリオ 2 : コンピュータで共有されているリモートの Service Pack のソース ファイルが使用されるように Service Pack をインストールする

ここでは、ネットワーク上に共有配布用フォルダを用意して、この共有フォルダから Windows XP が既に実行されているコンピュータに Service Pack をインストールする方法について説明します。

この方法では、Service Pack のソース ファイルがローカル コンピュータ上ではなく共有配布用フォルダに格納されます。

重要

Service Pack のソース ファイルを格納するフォルダとして配布用フォルダを使用する場合は、XPsp2.exe からファイルを展開することをお勧めします。これにより、インストール時に配布用フォルダの ServicePackFiles が参照され、ローカルにこのフォルダが作成されないので、ローカル コンピュータ上のディスク領域を節約できます。ServicePackFiles フォルダは、オペレーティング システムで Service Pack のファイルが必要とされる場合に必ず必要になります。たとえば、Windows のファイル保護によって破損ファイルを復元する場合や、オプションのコンポーネントを構成する場合などです。

共有配布用フォルダを移動する場合は、Service Pack のインストール後にシステムに追加されるファイルやフォルダについてのマイクロソフト サポート技術情報記事で詳細を参照してください。

コンピュータで共有されているリモートの Service Pack のソース ファイルが使用されるように Service Pack をインストールするには

  1. 配布用フォルダを作成するネットワークまたはコンピュータに接続します。
  2. ネットワークまたはインターネットに接続していない場合、SP2 のインストールの所要時間を短縮するには、ウイルス対策ソフトウェアを無効にするよう選択します。通常は、画面の右下隅に表示されるウイルス対策ソフトウェアのアイコンを右クリックして、無効にするオプションをクリックします。
  3. 重要

  4. ネットワーク上の共有フォルダに Service Pack 配布用フォルダを作成します。たとえば、XPSP2 という名前の配布用フォルダを作成するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

    mkdir <ドライブ>:\XPSP2

  5. 共有配布用フォルダにファイルを展開するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

    XPsp2.exe /X:<パス>

    <パス> は、共有配布用フォルダの場所です。

    /U を使用すると、展開プログラムでは既定値が使用されるため、ユーザーによる操作は必要ありません。

  6. 更新するコンピュータごとに、ファイルをバックアップして、プログラムを閉じてから操作を続けます。ただし、インストール中にプログラムを強制的に閉じる場合は、ここでプログラムを閉じる必要はありません。
  7. 共有配布用フォルダから Service Pack をインストールするには、Update.exe を使って Service Pack の更新を実行します。たとえば、XPSP2 という名前の配布用フォルダから Service Pack をインストールするには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

    <ドライブ>:\XPSP2\i386\Update\Update.exe

    このインストール方法では、前のシナリオ 1 と同じ方法でインストールを進めます。

  8. インストールが完了したら、直ちにコンピュータを再起動することをお勧めします。

    更新プログラム、重要な更新プログラム、およびセキュリティ更新プログラムをインストールする場合は、『Microsoft Windows XP Service Pack 2 用更新プログラムのインストールと展開ガイド』を参照してください (HFDeploy.htm を参照)。

  9. ウイルス対策ソフトウェアを無効にした場合は、コンピュータの再起動後に再び有効にするのを忘れないでください。
  10. 重要

シナリオ 3 : SMS を使用して Service Pack をインストールする

このシナリオでは、Microsoft Systems Management Server (SMS) を使用してネットワーク上の共有配布用フォルダから Service Pack をインストールする方法について説明します。このインストール方法では、既に Windows XP が実行されている SMS クライアント コンピュータに Service Pack をインストールします。

このシナリオは、SMS について理解しており、ソフトウェア配布に関する実践的な知識があることを前提としています。

重要

SMS を使用して Service Pack をインストールするには

  1. Service Pack に対するパッケージ定義をインポートして、SMS パッケージを作成します。パッケージには、Service Pack のソース ファイルへのパスを指定します。
  2. 配布ポイントに SMS パッケージを配布します。
  3. Service Pack が入手可能であることを SMS クライアントに通知するアドバタイズを作成します。

SMS を使用した SP2 の展開の詳細については、Systems Management Server を使用した Windows XP Service Pack 2 のインストールについてのマイクロソフト サポート技術情報記事 842844 を参照してください。

シナリオ 4 : Windows インストーラとグループ ポリシーを使用して Service Pack をインストールする

このシナリオでは、Windows インストーラを使用してネットワーク上の共有配布用フォルダから Service Pack をインストールする方法について説明します。この方法では、既に Windows XP が実行されているコンピュータに Service Pack をインストールします。

この方法を使用するには、Windows インストーラに関する詳しい知識と、グループ ポリシーおよび Active Directory® に関する実践的な知識が必要です。Windows インストーラ、グループ ポリシー、Active Directory の詳細については、Windows リソースキット Web サイトを参照してください。

Windows インストーラを使用する

Windows インストーラ パッケージ ファイル (Update.msi) には、Windows インストーラで Service Pack をインストールまたは削除したり、セットアップのユーザー インターフェイスを実行したりするために必要なすべての情報が含まれています。

このパッケージ ファイルは、Service Pack のコンポーネントとリソースの関係が記述されています。また、このファイルには、"要約情報ストリーム" として知られる、インストール プログラムで使用されるプロパティの概要を表示できるインストール データベースも含まれています。この概要を表示するには、インストール データベースを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

Windows XP のソフトウェアのインストールおよび保守機能を使用できます。Windows インストーラを使用してすべてのコンピュータに Update.msi が展開され、Service Pack がインストールされます。

ソフトウェアのインストールおよび保守機能では、グループ ポリシー オブジェクト (GPO) を使用して、GPO に関連するサイト、ドメイン、組織単位などの Active Directory コンテナ内にある、ネットワークに接続されたコンピュータにパッケージが展開されます。

Update.msi を使用する場合は、コンピュータ割り当ての配布方法を使用してください。それ以外の方法は利用できません。

重要

Service Pack が展開されるコンピュータは、Windows インストーラ (MSI) ファイルが格納されたサーバーと同じドメインに参加している必要があります。パッケージを割り当てた後は、ネットワークに接続されたユーザーが次にコンピュータを起動したときに、Windows インストーラによって Service Pack が自動的にインストールされます。

ネットワーク管理者または管理者としてローカル コンピュータにログオンしているユーザーのみが、割り当てられたソフトウェアを削除することができます。

コンピュータへ Service Pack 2 を割り当てる

ここで説明する手順では、リソースの下のデスクトップ組織単位 (OU) に対して作成したグループ ポリシー オブジェクト (GPO) によって管理されているコンピュータに Service Pack を割り当てる方法について説明します。インストール環境によっては、GPO が別の Active Directory コンテナに関連付けられている場合があります。

この手順は、Microsoft Windows 2000 Server または Microsoft Windows Server™ 2003 ファミリのオペレーティング システムが実行されている環境に適用されます。

グループ ポリシーを使用して Service Pack を割り当てるには

  1. 共有ネットワーク配布用フォルダを作成します。
  2. SP2 展開用のグループ ポリシー オブジェクトを作成します。
  3. 共有配布フォルダから、SP2 の Update.msi をコンピュータ割り当てとして展開します。ユーザー展開として展開しないでください。
  4. コンピュータは、再起動すると SP2 に更新されます。

重要

この手順で示された各作業の詳細については、グループ ポリシーを使用してソフトウェアを特定のグループに割り当てる方法についてのマイクロソフト サポート技術情報記事 302430 を参照してください。

適用済みインストール

Service Pack を含まないバージョンの Windows XP を既に持っている場合は、Windows XP のインストール ファイルに Service Pack を直接適用できます。ネットワーク上の共有配布用フォルダを使用して、適用済みインストールを実行できます。

適用済みインストールでは個々のファイルが置き換えられるため、このインストールに必要な空き領域は、Windows XP に必要な空き領域とほぼ同じです。これらの要件については、Service Pack を含まないバージョンの Windows XP の製品 CD に収録されている Readme.htm を参照してください。

次のシナリオでは、Update.exe を使用して適用済みインストールを作成する方法を説明します。その後、セットアップを実行して既に Service Pack が適用された Windows XP をインストールする方法について説明します。

このガイドは企業のシステム管理者を対象としているため、このガイドで説明する適用済みインストールのシナリオでは、読者にとって最も一般的な配布メディアであるネットワーク上の共有配布用フォルダの使用を中心に解説します。

重要

ここでは、適用済みインストールを実行する 2 つのシナリオについて説明します。

シナリオ 1 : Service Pack 適用済み Windows XP のインストールを作成する

ここでは、ネットワーク上の共有配布用フォルダに、Windows XP と Service Pack を統合したインストールを作成する方法について説明します。統合された Windows XP セットアップには、通常のセットアップ プロセスの一部として、Service Pack が含まれます。

以下の手順では、Windows XP Professional の適用済みインストールの作成場所を例として使用しています。Windows XP Home Edition の場合も、同様の方法を使用することができます。

Service Pack 適用済み Windows XP のインストールを作成するには

  1. 配布用フォルダを作成するネットワークまたはコンピュータに接続して、<ドライブ>: に、対応する配布用フォルダをセットアップします。
  2. ネットワーク上の共有フォルダに、Windows XP のインストール ファイルの配布用フォルダを作成します。

    たとえば、XPSP2_INT\PRO という名前の配布用フォルダを作成するには、次のように入力します。

    mkdir <ドライブ>:\XPSP2_INT\PRO

    システム管理者にのみ、このフォルダへのフル アクセスが与えられるようにしてください。他のユーザーには、読み取り権限と実行権限のみを与えてください。

  3. Service Pack を含まない、使用するバージョンの Windows XP の 製品 CD を CD-ROM ドライブに挿入し、手順 2. で作成した配布用フォルダに CD の内容をコピーします。

    たとえば、CD-ROM ドライブ (D:) の Windows XP の製品 CD から XPSP2_INT\PRO という名前の配布用フォルダにインストール ファイルとフォルダをコピーするには、次のように入力します。

    xcopy D:\ <ドライブ>:\XPSP2_INT\PRO /E

  4. 製品 CD を CD-ROM ドライブから取り出し、Service Pack CD を挿入します。
  5. これらのファイルをローカルに格納する場合は、このガイドの前の「スタンドアロン インストール」で説明したように、XPsp2.exe から Service Pack のソース ファイルを展開し、それらをハード ディスク上のフォルダに置くことができます。

    これらのファイルをローカルに格納しない場合は、この手順をスキップしてください。その場合は、インストール時に既定の場所にファイルが配置されます。既定の場所はインストール時に無作為に選択され、決定されます。

    たとえば、CD-ROM ドライブ (D:) にある Service Pack のファイルを、配布用フォルダがあるドライブ上の temp という名前のフォルダに展開するには、次のように入力します。

    D:\XPsp2.exe /X:<ドライブ>:\temp

  6. ファイルを展開したら、次のように入力して、XPSP2_INT\PRO という名前のフォルダにある Windows XP インストール ファイルに Service Pack を適用することができます。

    <ドライブ>:\temp\i386\update\update.exe /Integrate:<ドライブ>:\XPSP2_INT\PRO

    このコマンド ラインで使用できるコマンド ライン オプションの一覧については、前の「XPsp2.exe と Update.exe のコマンド ライン オプション」を参照してください。

  7. Windows XP 用 SP2 のセットアップ ウィザードに、インストールの進行状況が表示され、インストールが完了すると通知されます。
  8. 必要に応じて、Windows XP セットアップをカスタマイズして、無人インストールを実行したり、OEM ファイルを追加したりします。

    この詳細については、Windows リソースキットのページで紹介している『Microsoft Windows XP Professional リソースキット』、および CD の \support\tools フォルダ内の deploy.cab に含まれている『Microsoft Windows Preinstallation Reference Help』 (ref.chm) (英語情報) を参照してください。

  9. これで、有人セットアップ モードまたは無人セットアップ モードのどちらでも、共有配布用フォルダから Windows XP を複数のコンピュータに展開できるようになります。セットアップを実行すると、標準のインストール プロセスで Service Pack 適用済みオペレーティング システムがインストールされます。

    この手順の詳細については、Service Pack 2 CD の \Support\Tools フォルダの Deploy.cab に含まれている、『Microsoft Windows コーポレート展開ツール ユーザーズ ガイド』 (deploy.chm) を参照してください。

  10. 重要

シナリオ 2 : RIS を使用して Service Pack 適用済み Windows XP をインストールする

ここでは、リモート インストール サービス (RIS) を使用して Service Pack 適用済み Windows XP をインストールする方法を説明します。ただし、ここでは RIS のセットアップ方法については説明しません。RIS の詳細については、リモート OS インストール のステップバイステップ ガイドを参照してください。

RIS イメージの種類

RIS では、次の 2 種類のオペレーティング システム イメージをサポートしています。CD ベースのイメージ (RISetup によって作成されたイメージ) と、リモート インストールの準備 (RIPrep) イメージです。

CD ベースのオプションの使用は、Windows XP の製品 CD からクライアントのオペレーティング システムを直接にセットアップするのと似ていますが、この場合はソース ファイルは RIS サーバーにあります。RIPrep イメージを使用すると、管理者はクライアント コンピュータを構成し、ネットワークに接続した他のクライアント コンピュータにイメージをコピーしてインストールできます。

RIS サーバーへ Service Pack 2 適用済み CD ベース イメージを追加する

サーバーへの RIS のインストールが完了したら、次の手順に従って、Service Pack 適用済み Windows XP のイメージを RIS サーバーに追加します。

Service Pack 2 適用済み Windows XP を RIS サーバーにコピーするには

  1. SP2 適用済み Windows XP のインストールを作成します。詳細については、前の「シナリオ 1 : Service Pack 適用済み Windows XP のインストールを作成する」を参照してください。
  2. 新しいイメージを作成するには、[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、次のように入力します。

    risetup.exe -add

  3. リモート インストール サービスのセットアップ ウィザードが表示されます。このウィザードの指示に従ってください。[インストール元のファイルの場所] ページでイメージ ソースの入力を求められたら、手順 1 で作成した適用済みインストールが格納されている共有フォルダへのパスを入力します。
  4. インストールの進行状況を示すボックスが表示されます。RISetup イメージが完成したら、ヘルプとサポート センターの "リモート インストール サービス" に関するトピックに記載されている手順に従って、各コンピュータにイメージをインストールできます。

既存の RIPrep イメージを Service Pack 2 に更新する

適用済みインストール イメージに他のプログラムまたは設定を追加する場合は、Windows XP の Service Pack 2 CD ベース イメージを RIS サーバーに用意する必要があります。前の「RIS サーバーへ Service Pack 2 適用済み CD ベース イメージを追加する」を参照してください。

既存の RIPrep イメージを更新するには

  1. RIS を使用して、コンピュータに RIPrep イメージをインストールします。
  2. イメージに含める他のプログラムおよび設定を追加します。
  3. RIPrep を実行してイメージをコピーし、RIS サーバーに戻します。

    RIPrep の実行方法については、次の資料を参照してください。

  4. これで、他のコンピュータに RIPrep イメージを展開できます。詳細については、ヘルプとサポート センターの "リモート インストール サービス" に関するトピックを参照してください。


Service Pack 2 のインストール後の作業

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ここでは、新しいデバイスやソフトウェアを追加または削除した場合に、SP2 を再インストールする必要がない理由を説明します。また、グループ ポリシーを使用して [更新をインストールしてシャットダウン] の設定を構成する方法についても解説しています。

コンピュータに新しいデバイスまたはソフトウェアを追加する

Service Pack をインストールした後は、デバイスまたは新しいソフトウェアをコンピュータに追加する際に Service Pack を再インストールする必要はありません。

たとえば、Windows XP には Driver.cab という名前のファイルが含まれており、そこにはプラグ アンド プレイ (PnP) によってインストールされる可能性のあるファイルがすべて格納されています。セットアップ プログラムや他のコンポーネントでは、このファイルを使用して、PCMCIA カードや USB キーボードなどの新しいデバイス用のドライバがインストールされます。そのために Windows XP CD を使用したり、ネットワークにアクセスしたりする必要はありません。

Service Pack では、Driver.cab ファイル自体は更新されません。その代わりに、Update.exe プログラムにより Sp2.cab という名前のドライバ ファイルが新たにインストールされます。このファイルには、元の Windows XP の Driver.cab ファイルにあるドライバのうち、更新されたバージョンのみが含まれています。

Update.exe プログラムでは、すべての更新されたドライバについて Sp2.cab を参照する新しい Drvindex.inf もインストールされます。また、SP2 で更新されなかったすべてのドライバについては、Driver.cab を参照します。

Update.exe では、Layout.inf ファイルの新しいコピーがインストールされます。Layout.inf は、コンピュータのサービスを削除または追加する際に、適切なソフトウェアがインストールされ、Windows XP に対するすべての更新が適切に行われるようにするためのファイルです。

Update.exe の詳細については、Microsoft TechNet Web サイトの、Windows および Windows コンポーネント用パッケージ インストーラの Update.exe についてのページ (英語情報) を参照してください。

Layout.inf ファイルでも、オリジナルの Windows XP CD、または Service Pack からファイルをインストールする必要があるかどうかが判断されます。Layout.inf ファイルによりファイルをインストールする必要があると判断された場合、システムから適切なインストール メディアが要求されます。

Layout.inf ファイルの詳細については、システムの状態の変更後に Windows XP Service Pack を再度インストールする必要がないことについてのマイクロソフト サポート技術情報記事 327393 を参照してください。

グループ ポリシーの設定を使用して [更新をインストールしてシャットダウン] を構成する

自動更新によって、コンピュータのセキュリティを向上させることができます。SP2 のインストール後、使用可能な更新プログラムがコンピュータのシャットダウン時にインストールされるようにコンピュータを構成できます。

[シャットダウン] をクリックすると、更新プログラムがダウンロードされてインストールする準備ができている場合は、シャットダウン前にそれらの更新プログラムをインストールするためのオプションがあるダイアログ ボックスが表示されます。

このダイアログ ボックスが表示されないようにする場合は、グループ ポリシーの設定で無効にできます。

次の表に示すグループ ポリシーの設定を使用して、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスに [更新をインストールしてシャットダウン] オプションが表示されるようにするかどうかを指定できます。

[[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスで [更新をインストールしてシャットダウン] オプションを表示しない] と関連付けられたグループ ポリシーの設定
グループ ポリシーの設定 説明
[未構成] インストール可能な更新プログラムが存在する場合に、ユーザーが [スタート] メニューの [シャットダウン] を選択したときに [更新をインストールしてシャットダウン] オプションが表示されます。
[有効] ユーザーが [スタート] メニューの [シャットダウン] を選択したときに [更新をインストールしてシャットダウン] オプションが表示されません。これは、インストール可能な更新プログラムがある場合にも適用されることです。
[無効] インストール可能な更新プログラムが存在する場合に、ユーザーが [スタート] メニューの [シャットダウン] を選択したときに [更新をインストールしてシャットダウン] オプションが表示されます。

次の表に示すグループ ポリシーの設定を使用して、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスに [更新をインストールしてシャットダウン] オプションが既定のオプションとして表示されるようにするかどうかを指定できます。

[[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスの既定のオプションを [更新をインストールしてシャットダウン] に調整しない] と関連付けられたグループ ポリシーの設定 (ユーザーの構成)
グループ ポリシーの設定 説明
[未構成]ユーザーが [スタート] メニューで [シャットダウン] を選択したときにインストール可能な更新プログラムがある場合は、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスで [更新をインストールしてシャットダウン] が既定のオプションになります。
[有効] [休止状態]、[再起動] など、ユーザーが最後に選択したシャットダウンの形式が、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスの既定のオプションになります。これは、[次の中から選んでください。] ボックスの一覧のオプションの 1 つに [更新をインストールしてシャットダウン] がある場合でも適用されることです。
[無効] ユーザーが [スタート] メニューで [シャットダウン] を選択したときにインストール可能な更新プログラムがある場合は、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスで [更新をインストールしてシャットダウン] が既定のオプションになります。

次の表に示すグループ ポリシーの設定を使用して、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスに [更新をインストールしてシャットダウン] オプションが既定のオプションとして表示されるようにするかどうかを指定できます。

[[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスの既定のオプションを [更新をインストールしてシャットダウン] に調整しない] と関連付けられたグループ ポリシーの設定 (コンピュータの構成)
グループ ポリシーの設定 説明
[未構成] ユーザーが [スタート] メニューで [シャットダウン] を選択したときにインストール可能な更新プログラムがある場合は、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスで [更新をインストールしてシャットダウン] が既定のオプションになります。
[有効] [休止状態]、[再起動]、[スタンバイ] など、ユーザーが最後に選択したシャットダウンの形式が、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスの既定のオプションになります。これは、[次の中から選んでください。] ボックスの一覧のオプションの 1 つに [更新をインストールしてシャットダウン] がある場合でも適用されることです。
[無効] ユーザーが [スタート] メニューで [シャットダウン] を選択したときにインストール可能な更新プログラムがある場合は、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスで [更新をインストールしてシャットダウン] が既定のオプションになります。



Service Pack 2 を削除する

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ここでは、コンピュータから Service Pack を削除する方法について説明します。

Service Pack をインストールすると、<システム ルート ディレクトリ> フォルダに $ntservicepackuninstall$ という名前のサブフォルダが作成されます。

Service Pack を削除するには、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] を使用する方法と、「XPsp2.exe と Update.exe のコマンド ライン オプション」で説明したように /uninstall オプションを使用する方法があります。

Service Pack をインストールまたは削除しても、ファイル、データベース、レジストリなどに使用される格納形式は変更されません。

Service Pack をインストールした後に Microsoft Internet Explorer をインストールした場合は、Internet Explorer が [プログラムの追加と削除] に表示されません。

重要

[プログラムの追加と削除] を使用して Service Pack を削除するには

  1. Service Pack をインストールした後にアプリケーションをインストールした場合は、まず最後にインストールしたアプリケーションを削除し、次に最後から 2 番目にインストールしたアプリケーションを削除して、インストールした順序をさかのぼって削除していきます。

    たとえば、アプリケーション A を最初に、アプリケーション B を 2 番目に、アプリケーション C を 3 番目にインストールした場合、C を最初に、B を 2 番目に、A を 3 番目に削除します。

  2. [コントロール パネル] を開きます。
  3. [プログラムの追加と削除]、[Windows XP Service Pack 2]、[削除] の順にクリックします。
  4. 画面に表示される指示に従って操作します。

重要



詳細情報

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Windows XP とこの Service Pack の詳細については、次の資料を参照してください。



著作権

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